洋服づくり職人の日常

洋服づくり、日常の出来事、その他いろいろ

パンツ仮縫い体の作成

型紙を元にチャコ入れし、

裁断がすんだら仕付け糸を使ってキリビを打っていきます。

 

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画像の生地は

左足用・右足用と2枚重なっています。

打った後は上の一枚だけ軽くめくり、

仕付け糸を切っていきます。

これで2枚の生地に印が残ります。

これをキリビ打ちと呼んでいます。

 

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これを元に仕付け糸で縫い合わせていけば、

パンツの仮縫い体の完成です。

これを試着していただいて、

シルエットや着心地の確認をしていきます。

giab's ARCHIVIO風のパンツ

zegnaのジャージ生地を使って、

giab's ARCHIVIO風のパンツを作っていきます。

 

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思い切って見本パンツを購入しました。

思いのほか高額です…。

 

とてもタイトなフィット感のため、

体のラインがもろに出ます。

それでも適度なゆとりを入れているため、

シルエットは格好良いです。

 

素材は柔らかく伸びる生地のため、

部屋着を着ている感覚で着心地も良いです。

 

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作りとしては、

ドローコードがついていたり、

エストのベルト部分の脇にゴムを入れているのも特徴です。

前身のクリーズラインも縫い合わせており、

ラインが消えないようにしています。

 

今まで作ったことがないような作り、

さらに縫ったことのない生地(zegnaのジャージ素材)のため、

どうなるかわかりませんが楽しみですね!

 

型紙作って仮縫い作ってみようと思います(*´ω`)

 

忘れてましたけど、

上着はどんなのにしようかなぁ…。

Ermenegildo Zegna ジャージ素材で作る

今回からこの生地をつかって、

縫製過程を上げていこうと思います。

 

 

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2020AWのErmenegildo Zegnaの生地です。

毛67% 綿33%

ジャージ素材です。

 

縦にも横にも伸び縮するので、

縫いにくいでしょうね…。

 

紳士服の職人なので、

スーツを作ろうと思いますが、

どんな仕立てにするかはまだ思考中です。

 

この素材を生かした感じにはしたいですね。

はじめまして。

ブログをはじめます。

 

仕事の洋服づくりに関することが多くなると思いますが、

日常のどうでもいいことも書いていこうと思います。

 

とりあえず始めてみます。

続けようと努力します。

 

よろしくお願いします(*´ω`)